BtoB企業・BtoB部署が運用する「オウンドメディア」とは
2025年6月15日
オウンドメディアとは、自社が保有・運営するメディアを指します。例えば、自社サイト内のブログ、コラム、事例紹介ページなどです。自社の専門知識やノウハウなどを継続的に発信することで、見込み客との信頼関係を構築したり接点を持つことが目的です。
ネット検索からの流入を増やして認知向上を図ることも可能で、リード獲得やナーチャリングにも効果があります。「短期で成果につなげる施策」というよりは、「中長期で営業活動を支えるマーケティング施策」として重宝されています。
一方でオウンドメディアは、開設は簡単ですが、継続運用のハードルの高さや、すぐに成果につながらないことが理由となって、途中で更新が止まったり、数年ほどで閉鎖するケースも目立ちます。オウンドメディアを運用するには企画(ネタ探し)やライティング作業、編集作業、校正校閲作業などが必要です。そして、ただ運用しているだけでは成果になかなか結びつかないため、アクセス数や滞在時間、各頁のコンバージョンなどをもとに、毎日PDCAしなければならない上に、SEOに関する知識のアップデートも必要になってきます。
この10年程でオウンドメディアを運営する企業は一気に増えましたが、同時に情報発信の手段もYouTube、SNS、ウェビナー、ポッドキャスト、ホワイトペーパー配布、デジタル広告出稿、タクシー広告出稿、サイネージ広告出稿といったように多様化しているため、オウンドメディアを立ち上げたからといって、すぐに自社発信の情報が世の中に流通して誰かの目に止まってくれるわけではありません。
つまり、いくら情報を発信していても、それをはるかに上回る情報が毎日大量に各所で生まれるため、オウンドメディア運用で成果を出すのは容易ではありません。オウンドメディアの開設は簡単でも、継続運用のハードルが高いと言われる理由です。
オウンドメディア立ち上げ・運用は社内リソースの有無、それにかけられる時間やコストの有無、オウンドメディアによるKPIの策定など、多方面から十分に検討した上で、判断するのが望ましいでしょう。
また見落とされがちですが、オウンドメディア立ち上げ時は、「具体的にどんな情報を発信するか?(コンセプト策定)」「その情報は、競合他社と比較した際に優位性のある情報か?」「自社の見込み客に役立つ情報か?」「AIにはつくれない、自社ならではのオリジナルコンテンツか?」「自社の強みをどう言語化して伝えるか?」といったソフト面での明確な企画立案の作業も不可欠です。
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